Image Journey TOOLとは

ひとは、頭の中に「像」を描くことができます。
いま、ここに、ないもの。
ちょっと先の、未来のこと。
この世にあるはずのない、何か。
きっとその「ちから=イメージ」は、私たち人類に与えられた、大切な宝ものです。

さらに私たちは、そのイメージを頭の中だけでなく、リアルな世界にカタチあるものとして生み出すこともできます。
身の周りにあるもので新しい何かを創り出したり、小さな工夫を施しながら、心地よいひとときを生み出したり。

私たち自身に備わった「人という“生きもの”」としての力を楽しみ、
アップデートしていこうという試みが「Image Journey TOOL」です。

旅するように、自分の描くイメージを楽しみ、子どものように、自分が作りだす世界におどろく。
そんな小さな「創作活動」のよろこびを、ぜひ日常のひとときに取り入れてみませんか?

●Image Journey MAP1.0

人という生き物として生まれ、今を生きる私たちにとって「イメージ」が人の営みにどう影響してきたんだろう?
そんな問いをベースにImage Journey MAP1.0を作りました。
この地図とともに、「イメージ」について考えてみる、ツールキットをお届けします。

●vol.1 Image Journey TOOL / 背景・言葉

【背景ーbackground】

私たちはつい「主題」となるものに意識を持っていかれ「背景」を見落とす傾向にあります。

でも実はこの「背景」がイメージや固定概念を生む強い要素ではないでしょうか。

風土に刻まれたイメージ、人それぞれのもつバックグラウンド。

それは変えたくでも変えがたいものかもしれませんが、それこそが個性を輝かせてくれるのかもしれません。

プレッスンでは、この「背景」に着目して、そこから影響をうける“ソウゾウ”への試みを楽しんでください。

【言葉ーword】

作品名はあるけど、作品はない。

それは「あなたの」頭の中に−

美術館の作品の横に小さく書かれてある「作品タイトル」。

作品とタイトルの間に問いが生まれ、いろいろなイメージが刺激されることがあります。

同時に私たちがいかに「コトバのイメージ」に縛られているか、突きつけられます。

これを「タグ」というカタチに転化して遊びのツールにしたのが、このtoiro-tagです。

toiro-tagで新しいコトバあそびをプレッスン。